葛城市の市議会議員の男性が、自宅の近くにある消火栓の水を私的に使用する不正を行っていたことがわかり、市は刑事告訴することを検討しています。
葛城市によりますと、消火栓を不正に使用していたのは、葛城市議会の岡本吉司議員(69)です。
岡本議員が去年8月、葛城市が管理する自宅近くの消火栓にホースをつないで水をくみ出している様子をうつした写真とともに不正を告発する手紙が先月、市役所に届き、本人に確認したところ、事実を認めたということです。
岡本議員はその後、市の水道を担当する課を訪れ、不正に使用した水道代を弁償するとして、自宅で使っている2か月分の水道料金と同じ額だという7800円を納めたということです。
しかし、葛城市はこうした不正が過去に何回、どの程度行われたかは確認できておらず、消防活動を妨害しかねない悪質な不正だとして消防法違反などで刑事告訴することを検討しています。
岡本議員はNHKの取材に対し、「消火栓の水を使用したのは1回だけで、地元で管理しているシバザクラの水やりに使った。大変申し訳ない」と話していました。
岡本議員は葛城市の副市長をつとめたあと平成21年11月の市議会議員選挙で初当選し、現在2期目です。
